青少年体験活動奨励制度とは 制度の概要


青少年が体験活動を行うことを重要視し、その体験活動を奨励するための仕組み。14〜24歳の青少年が、自然体験、運動活動、ボランティア体験、教養体験の4領域の体験活動を一定期間継続した実績に応じて、その達成を記念する修了証(アワード)を文部科学省から青少年に授与。また、青少年体験活動奨励制度は、海外留学や就職の際にも活用できるよう、国際的な体験活動の評価制度である英国エディンバラ公国際アワードの同時取得が可能となっている。

青少年体験活動奨励制度とは
全体図


<活動のポイント>
・青少年が自分で目標と計画を立て、自主的に活動します。

・アドバイザー(=活動をサポート、アドバイスする大人)と相談しながら活動をおこないます。
  ※申請時の提出物、活動中の記録にはアドバイザーやコーチのサインが必須です。

・各領域の活動はコーチ(=活動を確認・指導する大人)に確認してもらいながらおこないます。

・運動体験・ボランティア体験・教養体験の領域は、継続的に活動します。

・活動を記録しながら実施します。

・活動を指定期間継続すると、文部科学省から修了証が授与されます。

青少年体験活動奨励制度とは
メリット

就職に役立つ!

近年、様々な企業が、経済産業省が提唱する「社会人基礎力」(前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力)を採用にあたって重要視しています。自主的に活動に取り組む体験活動では、上記のような能力を高めることができます。

世界につながるアワード

国際的な体験活動奨励制度である青少年のための英国エディンバラ公国際アワードも獲得することによって、海外留学や就職活動の際に活用できます。

★青少年のための英国エディンバラ国際アワードとは
1956年にイギリスのエディンバラ公爵殿下の創設により「The Duke of Edinburgh’s Award(DofE)デューク・オブ・エディンバラ・アワード」としてスタートしました。
奉仕活動、冒険旅行などを通じて、14歳〜24歳までの青少年を対象に、自主性、協調性を育み、自信や自尊心を高めることを目的とし、行った活動の時間数等に 応じて賞(アワード)を授与する取り組みです。

自己成長

多くの人と関わり合いながら、多様な体験活動を積み重ねることによって自分自身の能力や可能性を発見します。また、バランスよく自己を高めることができます。
主に次のような力を養う効果があると考えられます。